9月19日、奥秩父は日本百名山のひとつ金峰山に登りました。
三角点を確認して
ここはちょうど一年前にみずがき山自然公園でキャンプした時に登ろうと思っていたけど体調不良と天候不順で延期した山。
今回は廻り目平キャンプ場から八丁平コースでチャレンジ。
廻り目平キャンプ場を7時半に出発
まずは川沿いのゆるやかな林道をひたすら歩く
すでに色づきはじめた木々と
中途半端な大きさの石の歩きにくい林道
クライミングにピッタリの岩を過ぎ
途中、道が滑落しているところを迂回して
道標を見失ったけど、中央の枯れた沢を歩いて行くとルートに戻った
そして名物の朽ちた車が見えると
約1時間ほどで分岐点に到着
正面の沢を渡ると山頂方面だけど
今回は右手の八丁平ルート
しかし踏み跡の少ないこのコース
何度もコースを外れそうになり、あれ?っとなること幾度。
ところどころにあるテープの道標に助けられたけど
沢を何度も渡るし、沢自体を登るコース取りもあるから増水時には厳しいかも
森のキノコの季節
途中には雨宿りできそうな奇石
とにかくたくさんのキノコたち
おっ?ポルチーニか?毒キノコか?
登山道なのか獣道なのかわからないくらいのコース?
何度もクモの巣が顔につき、人があまり通っていないことがわかる
そんなネイチャーな道を30分ほど行くと
八丁平に到着
ここからまずは大日岩を目指す
少し開けた森の中をぬけ
途中の岩渡り
でもここって暗い時だったらわかんないよ
右手には去年登った瑞牆山
この岩の下も切れ落ちていて
ガードレールも何もない世界
しかもこの先の大日岩まではまだ誰とも会っていない今日のルート
ん~~このスリルと孤独感がたまらない
そして大日岩に到着
面白い奇石の岩山
通常は軽くトラバースするだけのルートだけど
この岩を見て登らないはずないでしょ
ってことでセルフタイマーで自撮り(笑)
ここまでは快晴だった
岩を降りたところでようやく他の登山者に
ここは瑞牆山荘コースからの合流地点
ここからは意外とキツイ急登が続く
この日一番辛かったあたり
他の登山者も増えてきたことで自分のペースが乱れてきたのと
スタートから3時間以上経つと疲れが出てきたのと
こんなきのこの森を見ていたら無性に腹が減ってきて、きのこの山が食べたくなってきたり!?
あっ行動食忘れた!!
ちょっと座って休んでいたら汗冷えして着替えを持ってこなかった事に後悔したり
砂払いノ頭に到着するころには辺りは雲の中に入り展望もなくて寒い寒い
でもここからの稜線は結構楽しいコースだった
晴れていればもっと良かっただろうけど
ついには鎖場も
はじめの樹林帯のコースとはうって変わっての楽しい道
晴れていれば気持ちいい稜線だろうなー
小さい秋見っけ
ついにピークが見えてきた
五丈岩まであと少し
スタートから4時間半でやっと五丈岩に到着
実はこの岩を制してやろうと思っていたけど
挑戦していた若者達の様子を見て
自分の今の体力を考え・・・
やめとこ(笑)
怪我したら元も子もないし
ってことで無事に山頂を踏んで
その上の岩から
登山中はそんなに人と出会わなかったけど大弛峠からの登山者でいっぱいの山頂
みんな美味しそうな山食を食べている中、何も持って来なかった私は一人寂しく下山の途へ・・・
ガスガスの中、下りは金峰山荘方面へ
途中に見つけた恐竜石?
少し下ると金峰山小屋
左の奇石がおもしろい
ここからは見晴らしのない樹林帯の中
駆け下りて行きたいけど木の根が張り出していて気を付けないとすっごく滑る道
道端にはたくさんの元気なキノコたち
こんなに鮮やかなキノコに癒されて
(たぶん毒キノコ)笑!
小屋から1時間ほどで八丁平との分岐点に到着
ここからはまた林道を3kmほど歩いてキャンプ場へ
今回はちょっと欲張ったルート取りをしたせいか
思ったよりも長かった自身初の約7時間の登山ルート
着替えや行動食を携帯せずに挑んだことが勉強にもなったし
自分の脚力を改めて知った登山だった
でもキャンプ場から山頂までの樹林帯だけのコースよりも
大日岩も楽しめた八丁平からの稜線コース
その稜線上と山頂での景色がガスってイマイチだったけど
楽しい山歩きだった!
でも次回登るときはやっぱりみずがき山荘ルートかな!?(笑)