2015年10月


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ちょっと風があるけど気持ちいい湖畔キャンプ

つづきから・・・



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残念ながら奥穂登頂をあきらめて穂高岳山荘までで断念して下りてきた涸沢小屋
稜線では暴風雨だったけど
ここでは小雨が降る程度

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ヒュッテに戻ると”バクダン低気圧”の張り紙!?
この後天気はさらに悪化する予報
時刻はまだ午前11時

雨の中テントを撤収して横尾まで下りるか
このまま滞在するか?
さ~どうする??

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昨日あんなに賑わっていたテラスもひとっこ一人いない
冷たい雨

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肌寒いヒュッテのテラス前で思案していると
涸沢名物おでんのメニュー・・・?



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誘惑に負けた・・・(笑)
涸沢でもう1泊確定


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その後、とりあえず情報収集をしようと涸沢小屋に行き
ここで小屋のWifiに接続
なんだーWifi繋がるならもっと早く知っとくべきだった

テントに戻りやることのない暇な時間を持て余していると
徐々に強くなる風雨

なんとかなると横になるも、時折強くテントを叩く雨と
徐々に増す強風で中々寝付けない

そして21時頃にはついにテントが飛ばされそうになるくらいの暴風雨に!
油断しているとフロアごと持って行かれそうな感じ
そして時折山から吹き降ろす強風はテントが潰れるんじゃないかと感じるほどの横風!
必死になって内側からポールをおさえて何度も強風をしのぐ

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一度は小屋に避難しようとテントをあきらめてヒュッテに行ったけど・・・
訳あって再びテントへ

この時ばかりは早く決断して山を下りておくべきだったと後悔

そんな状況下のテント内は生地からの雨漏りではなくフロアとサイドのつなぎ目から雨が侵入してびしょ濡れ状態
結果、一晩中テント内の浸水と強風に耐えながら
なんとか無事に朝をむかえることになった

バクダン低気圧
発生の違いはあれど=台風だね
いい経験をしました

しかし
あの時おでんの誘惑に負けていなければ・・・(笑)

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翌朝
昨夜からなぜかザーザーと変な音がするなと思っていたら
一夜にしてできた小屋横の川

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風はおさまったけど雨はまだパラパラ

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雲の切れ間から見えた小屋だけを照らす朝日
これもある種のモルゲンロート!?

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山でのモーニングコーヒー
これがまた美味い!

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雲はまだまだ低い
天気の回復も見込めそうにないのでここで濡れたテントを撤収

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完了

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それではこれにて下山

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帰りはパノラマコースでもと思っていたけど
雨あがりで足場も悪いから今回はパス
次回のお楽しみにとっておこう

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2日前はほとんど水がない沢だったけど
ごうごうと流れる川に

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そして登りも下りも団体さんすれ違いの図
こうして途中のすれ違いで何度も道譲り
20人くらいのグループも多かった

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すっごく揺れる吊り橋の本谷橋を渡り

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屏風岩までくると天気も回復

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蝶が岳方面の稜線
今度はあちら側も行ってみたい

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横尾で一息

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そして徳沢でお疲れのソフトクリーム
疲れた体にしみわたる美味しさ!

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ん~~ここでもう1泊したい!

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あとは上高地まで平坦な道

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上高地まであと少しの明神館にて
お疲れの杯
もう我慢できなかった・・・(笑)

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ようやく着いた小梨平で旅の疲れを癒すお風呂へ

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そして風呂上がりの一杯!!
まだ飲むのかって?
帰りもバスですからね!

今度は小梨平あたりでのんびりキャンプもしたいけど
たぶん目の前に山があったら無理だな
のんびりしていられない精がでて落ち着かないだろうな

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悔しいくらい晴れわたった雲一つない穂高連峰

昨夜の暴風雨がウソみたいな天気
でもこれが山なんだよね
いつも天気がいいとは限らないし
またリベンジに来よう!


2日目は残念な天気だったけどこれもいい経験
一度は行ってみたかった涸沢だし
紅葉の時期にドンピシャで行けただけでもよしとしよう

でもやっぱりミニマムキャンプは疲れるー(笑)
その分、あれから2週間たった今では体重が3㎏落ちて体が軽い!

関東周辺の山の紅葉もピークを迎えてきたころだし
次はのんびりオートキャンプがしたいな~!?















9月30日~10月2日で山では日本一の紅葉と称される涸沢の紅葉を見に行きました。

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今回も新宿深夜発のさわやか信州号で
ネオン街の新宿から楽して早朝の上高地バスターミナルに着いたのはまだ薄暗い午前5時半

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穂高連峰も雲一つない快晴に気分も高揚!

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肌寒い気温の河童橋から朝陽に染まる穂高連峰
はやる気持ちをおさえつつ

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小梨平を通過
でも今回の目標はずっと先

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まずは明神そして徳沢まで

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今年も出会えた野猿の群れ

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バスターミナルから40分ほどで明神館

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きれいな梓川と朝陽に染まる明神岳と前穂を横目に

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徳沢キャンプ場
この先は未知の道
針葉樹の樹林帯の中、ほぼフラットな道

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横尾に到着したのは8時半

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ちょっと一休み
槍ケ岳11km??
ムリムリ!!(笑)

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でも工事用の車両が!?
横尾まで上高地バスターミナルからおよそ10km
ほぼ平坦の道のりだったけど工事用の車があるとテンション下がる・・・

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やっぱりお山価格・・・
でも車で運べるなら通常価格でよくない?(笑)

気を取り直して出発

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屏風岩を横目に

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渓谷沿いを歩くと見えてきたのは北穂?

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横尾から涸沢までのちょうど中間点に本谷橋

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河原でしばし休憩
ソフトシェルを脱ぎ汗を拭いてこの先の登りに備える

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では再出発

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重たいザックでのきつい登り途中で見えてきた前穂
でもまだまだ先は長い

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でも紅葉は最盛期!

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言葉にならないくらいのコントラスト

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紅葉の中を登る

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ようやく小屋の下

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振りかえると奥には常念岳

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まもなく右手に涸沢ヒュッテ

12時ちょうど
上高地から約6時間、予定通りのコースタイムで到着
この距離が長いと思っていたけど意外とすんなりこれた感じ
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ヒュッテのテラスには大勢の人

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まさに天空のお座敷!

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見上げれば紅葉真っ盛りの涸沢と奥穂高岳

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テン場を見下ろせば意外と少ないテントの数
例年この時期ならば千張り?とのうわさもあったけど
さすがの平日、100張り以下か?

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こちらの小屋でテント泊の受付をして(一人¥1000)

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ここに決めた!

思ってたよりもフラットな場所が多いけど
所々石が出てるところもあるサイト
一枚¥500でコンパネの貸し出しもあるから寝心地重視ならレンタルしてもいいかな

でもほとんどソロテントサイズの大きさしかないサイトだから
二人用サイズのテントだと設営場所が限られるかも?

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設営完了

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とりあえず作年登った前穂に乾杯!
今日のビールは美味い!

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万年雪の雪渓も残る、最高のロケーション

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紅葉も最盛期
天気もいいしいい感じ~!

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美しいとしか言いようがない絶景!

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腹ごしらえのインスタント麺

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15時半過ぎ
山の谷間だから陽が影るのも早い

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17時を過ぎると暗くなり

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18時過ぎにはきれいなテントの花

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19時過ぎにはきれいな星空
この日は風もなくおだやかな標高2300mのテント場
少し肌寒いが想定内の7℃前後
前夜の車中泊の寝不足のせいもあり20時過ぎに就寝



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翌朝5時、奥穂の上にはまだ明るい月
気温は6℃くらい
思ったよりも冷え込まなかった

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しばらくすると屏風の頭方面がきれいな朝焼け

そして・・・
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6時前にはきれいなモルゲンロート

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これが見たかったんだよね

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手前のmarmotの大型テント
10㎏以上あるのによくここまで担いだなー

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朝食をとった後、ヒュッテにて今日の天気の情報収集
やっぱり昼過ぎから雨予報



つづく・・・


9月30日から10月2日で奥穂高岳を目指して涸沢でテント泊。

天気さえ良ければ北穂高岳から涸沢岳を経由して奥穂高岳まで
なんて欲張りなルートを考えていたけど・・・

2日目の10月1日の朝
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涸沢ヒュッテの衛星TVからの情報では午後3時ごろからの雨予報
ならば無理せずに今回は奥穂高岳のみにして
午前中の内に奥穂までのピストンしようと
スタートしたのが朝7時

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涸沢小屋から見たテント場
この日は意外と少なかったテント泊組
しかしヒュッテと小屋は満員の為、一枚の布団に三人寝とか!?

ありえん・・・


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涸沢小屋のテラス横を通り

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目指すは奥穂高岳

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真っ赤なナナカマド
北穂と涸沢槍がカッコイイ!

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ザイテングラートの取り付きまでは大きな岩のガレ場

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振りかえるとこんな感じ

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草紅葉と涸沢槍 ん~~カッコイイ~
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ザイテンの取り付きから左を見ると前穂もすぐそこ

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見上げればザイテングラート

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右を見れば北穂高岳

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ここからは両手も使っての大好きな岩登り!

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振りかえるときれいな涸沢カール

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岩登り楽しー!

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すれ違いに下りてゆく登山者

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鎖場があるけど危険度は大したことないレベル
楽しいー!

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その先のハシゴも気を付けて行けば問題ない

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昨年の重太郎新道を思い出す急登の岩場

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高山植物もすでにドライフラワー

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もう少し

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そして涸沢小屋から1時間半で穂高岳山荘に到着

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この時までは天気も良かった

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小屋の横のテン場!

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その上のヘリポートから
ん~~ここにテント張りたい!

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そこから見た奥穂高岳

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憧れのジャンダルムも目の前!!

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しかしここで天気が急変!
風が一気に強くなり
急にガスが山を覆う
昼過ぎまで天気がもつと思ってたけど朝9時にして雨が降ってきた

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山荘の中に入りレインウエアを着て奥穂山頂を目指そうとしたけど・・・

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梯子の手前まで行くと
続々と下りてくる20代の若者達

ヤバイ!ヤバイ!って!!
実際普通に立っていられない風速30mくらいの暴風雨!!
自分も山荘からわずか10mほど登ったあたりで引き返す。

今回の目標だった奥穂岳登頂は断念・・・

あと少し、ピークを目の前にしての撤退

仕方ない・・・やっぱり天候にはかなわない

ここ穂高岳山荘の標高は2996m
さっき少し登ったから今回も3000mは越えた!(笑)

でも日本海側から吹き上げてくるホントに強い風
っていうか暴風雨!!
レインウエアがバタバタしザックがもろに風をうけて体が流される
普通に立ってもいられないくらいの強風!

ここまで来て残念だけど涸沢への下山を選択
そうとなれば天気が悪化する前に早めの下山

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稜線から少し下ると風はいくぶん弱まったけど
ガスガスの細かい雨が降りしきる中の下りは結構危ない

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登りはなんてことなかったハシゴも濡れた下りは要注意!

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気を付けながらゆっくり下山して
雨に濡れたチングルマの穂

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無事に涸沢小屋まで下山
風はほとんどないけどやっぱりあいにくの天候



今回の山登りでは初めてピークを踏まずに下りてきた不完全燃焼の山歩き

山頂まであとちょっと
という距離まできたけどあの天候じゃあきらめざる終えない

それでも昨年に続き3000mの稜線まで登れたし
ザイテングラートも経験し自分の脚力も試せてよかった

山は逃げないしね

また来年にでも挑戦しに来よう!!











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上高地まで下山
悔しいくらいのいい天気

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