2016年07月

そういえば・・・

一週間も過ぎたけど
18日でこのブログ開設から早7年の月日が経った

7年間で記事にした数は542投稿
訪問者数は11万アクセスを越えるほどに

ほぼキャンプ中心の当ブログも
振りかえると75か所のキャンプ場を記事にしていて
今年の初めには別サイト、キャンレポお助け隊様にてリンクさせていただき
たくさんの方にご訪問頂くことになった

最近は私の趣味が山よりになったためか
オートキャンプ場よりも山のテント場や山歩きの記事が多いけれど

今年の夏は3年ぶりに
本当に久しぶりに夏休みファミリーキャンプを計画中

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キャンプがしたい

長男が言ったその一言から始まった私のキャンプライフだが
その長男も今や選挙権のある年頃

今年は強引に予定を空けさせてはいるが
はたしていつまで一緒にファミリーキャンプができるのだろうか?

はたまた近々息子と一緒にテン泊登山ができるのか??




で・・・
いつ梅雨は明けるんだい??



7月11日
行者小屋から八ヶ岳の主峰赤岳を目指して登ってきました

まずは行者小屋テント場の横からスタート
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marmotのアタックザックで軽量登山
やっぱり軽いっていいね

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およそ5分で文三郎尾根と阿弥陀岳方面への分岐
左に行くと赤岳だけど
その前にまずは阿弥陀岳を目指して右に

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樹林帯を歩いて行くと左手に赤岳
写真では解りづらいけど土が赤褐色で赤岳の名称の意味がわかる気がする

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それほど急でもない気持ちいい登山道を登っていくと

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スタートから45分ほどで初めてのロープ
ここを登りきると・・・

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赤岳と阿弥陀岳の稜線、中岳のコルに到着
奥に見えるのは権現岳

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ここを右手にまず目指すは阿弥陀岳

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いがいと険しい
けどちょっとワクワク!?

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振りかえると赤岳
下の広場が中岳のコル
後を登ってくる登山者で高度感がわかるかな?
結構な急登

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いやいやすごい急登!
両手を使っての岩登り!(手袋必須)

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他の山なら間違いなくあるであろう鎖場も一部しかなく
いがいと危険な岩場の急登!
(でもちょっと楽しかったり(笑))

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赤岳をバックにちょっと一息

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取り付きから25分の岩登りを楽しんで
阿弥陀岳登頂!

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山頂にはお地蔵さん
っていうかこれは阿弥陀如来なのか?
(宗教のことはよくわかりません)

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標高2805m

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見晴らしは最高!
茅野市外と諏訪湖

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先月登った入笠山から南アルプスまでもバッチリ

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奥に横岳
麓には登ってきた行者小屋
その右手には・・・

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これから目指す八ヶ岳主峰赤岳
途中の登山道もくっきり見える

少し景色を堪能した後、下山

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下りはより一層気を付けて
天気がいいのが救い

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阿弥陀岳から中岳のコルまで下り
次に目指す赤岳の前にまずは中岳への登り

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振りかえると今登った阿弥陀岳
結構な岩場の急登だった

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そして中岳のコルから60m登り
中岳登頂
でもここは通過点

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ここから一旦下りいざ主峰赤岳へ

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そして中岳から20分ほど登り
行者小屋から登ってくる文三郎道の分岐点
ここまでのつづら折りのガレ場が意外としんどかったー

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ふり返り阿弥陀岳からのルート
標高にして2800mくらい辺り
このころが一番しんどくて酸素が足りない
ちょっと頭がクラクラする症状がでたところ
高山病か?

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でもそんなことはおかまいなく
ここからいよいよ主峰赤岳への岩稜ルートへ

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キレット分岐を山頂方面へ

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北アルプスとはちょっと違い茶色い岩稜を鎖伝いに登る
八ヶ岳ってこんな岩場があったんだー
結構面白いじゃん!
なんて思ってよじ登っていたら・・・



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・・・・・・!!!!!!



カモシカと遭遇!!


すっげー至近距離!!
しかも目の前わずか3mくらい!!

初めは熊かと思ったくらいデカくて
お互いビックリして1分くらいお見合い状態!?

とりあえず音の出ないデジカメでパシャパシャ撮ったけど
相手も早く行ってくれって感じだったので
ゆっくり視線を移しながら再び登り始める・・・


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そうかここの草を食べてたのか
邪魔して悪かったね

いやーそれにしてもびっくりしたー!

熊じゃなくてよかった・・・ホッ・・・

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そして山頂まではもう一息
鎖を目印に岩場を登ると

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いよいよ山頂直下

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そして最後の短い階段を登ると・・・

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2899m
八ヶ岳主峰赤岳登頂!

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左手には今歩いてきた阿弥陀岳からの稜線
右下に行者小屋が見える

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右を見ると行者小屋の奥に赤岳鉱泉
むこうに車山から天狗岳、硫黄岳まで
赤岳の岩稜はまさに赤い

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しかしここの祠
2つあるけど??
いったいどうなってんだ?
(宗教のことはよくわかりません)

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山頂のすぐ横には赤岳頂上山荘
ここで天候が急変して一気に東側から冷たいガスが吹き上げてきたので
ソフトシェルを着込んで下山することに

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平日だからか人影のない頂上山荘の横を通り

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赤岳から横岳までの稜線

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途中の長い鎖場
ここは逆に登ってきたほうが安全かも?

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赤岳展望荘
こんな山の上でも風呂もあるみたい!?

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そこから少し下り地蔵の頭

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ここから地蔵尾根を下って行者小屋まで

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地蔵尾根の下りはじめから見た赤岳山頂と赤岳展望荘方面
すごい形の岩稜と茶褐色の土

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地蔵尾根は崩れやすい岩肌なのか補強の鉄柵

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樹林帯に入るころには急な階段の連続
下りで使ったからそう感じなかったけど
こりゃここの登りもきつそうだ

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軽装だったからか地蔵の頭から35分ほどで行者小屋に到着

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登り始めからおよそ4時間の山歩き

登る前は意外と楽かと思っていたルートだけど
いざ登ってみると結構危険な岩場もあったり
いがいとキツイ登りもあったり
岩稜も楽しめるいい山でした

でもねこの後がちょっと大変で・・・
やっぱり標高2500m以上の稜線を短時間で歩き回るのは
私の身体にとってはキツイようで・・・
軽い高山病の症状でこの後は食事も出来ず
ましてや大好きなビールも飲めず・・・
頭痛と寒気に襲われながら一夜を過ごしました

以前に前穂に登った時や
昨年、木曽駒に行った時と同じ症状

翌日の朝もいい天気で
本当は横岳から硫黄岳まで登る予定だったけど
今回はあきらめたくらい


高山病・・・薬以外でなんとか克服したいです




7月11、12日で八ヶ岳登山のベースとして
行者小屋のテント場を利用しました

まずは
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早朝の八ヶ岳PAから望む八ヶ岳
梅雨の晴れ間
これは期待できる天気!

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小淵沢ICで下りて美濃戸口まで
この先左の赤岳山荘までは林道
途中気を付けないとヤバイ凸凹がある道だけどゆっくりトレースすれば我セレナでも問題なし

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しばらく林道を登って
アプローチは赤岳山荘の駐車場から
ちなみにこの駐車場は一日¥1000、2泊分で\2000なり

登山靴に履き替えてテント泊装備の重たいザックを背負って
いざ行者小屋へ
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駐車場から5分で美濃戸山荘

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そこから分岐
行者小屋へは右の南沢ルートへ

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しばらくはなだらかな沢沿いの道

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整備された橋を渡ったり

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川の音を聞きながら
その沢沿いを歩くルート

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途中の沢で休憩
でもこの日は虫がすごくて・・・
立ち止まるたびに大量のアブが襲ってくるので早々に退散

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幾度も沢渡りをして

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1時間半ほど歩くと
ようやく横岳が見える展望が開ける白河原と呼ばれる涸沢に

そこからまた樹林帯を歩き

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ようやく見えてきた稜線
ここまで来れば行者小屋もすぐそこ

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そして駐車場から2時間ちょっとで行者小屋に到着
テン泊装備の重たいザックを背負っての約4kmの道のりは意外としんどかったー

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7月の晴れ間とはいえ平日のテントサイトはガラガラ
テント泊は一泊一人\1000

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メインサイトから一段上の平坦な場所に設営完了
ん~~
アラスカ辺りのキャンプ地みたいに見えるサイト
(行ったことないけど・・・イメージ)(笑)

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なかなかいい雰囲気!

この後、簡単な昼食をとりいざ赤岳を目指して!

と思った矢先

小屋のスタッフが
”テント泊の方は早急にテントの撤収をお願いします!”と駆け寄ってくる??

聞けば13時には荷揚げのヘリが来るのでテント場のテントはすべて撤収しなければならないとのこと!?

えーーー!?
たった今設営完了したばかりなのに??


それでも仕方ない・・・これが山のルール


たった今設営したばかりのテントを撤収して荷物はすべて小屋の隅へ

テント設営したまま登山中の人の幕は小屋のスタッフが撤収していた・・・


そんなこんなで
ちょっとスタートが遅れたけど


そしてテン場に戻ってきたのは16時過ぎ
この後は登山の疲れと
またまた発症した高山病のせいで
夕食もとらずに早々にシュラフへ


夜中に目を覚まし外を眺めるも
雲の影から星空が見え隠れする程度だったので
星空撮影も断念
でも時おり雲の隙間から見えた星空はそれはそれできれいだった
気温は10℃、ひんやりとした山の夜



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鳥のさえずりと他のキャンパーのコッヘルの音で目を覚ましたのは朝5時過ぎ
朝もやの森から見える赤岳の稜線と
結露でしっとり濡れたテント

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小屋側から見たテント場
もうすでにほとんどのキャンパーは撤収済み

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その下側や森の中にもテントスペースはいくつかあった
探せばいがいと張れるスペースはありそうだけど
平坦な場所は少ない山のテント場

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今朝も7時に荷揚げのヘリが来るのでそれまでに撤収を!
といわれていたので
朝食をとる前に撤収完了

なかなか静かでいいテント場だった

この後本当は横岳と硫黄岳に行こうと計画していたが
体調不良のために下山を選択

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朝陽が差し込む赤岳の稜線

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昨日登った阿弥陀岳

ちょっともったいない気はするけど今回はこれにて下山

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8時過ぎに行者小屋をあとに


あれ?ヘリ来ないじゃん・・・??


平日だったからテント場も空いていたけど
土日となればすごい賑わいなのだろう

梅雨の晴れ間のこの天気は普段の行いかな(笑)
後ろ髪をひかれる思いだけど

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のんびりゆっくり森林浴を楽しみながら下りました

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美濃戸山荘に到着
日焼けした腕にジリジリと夏の暑い陽が浸み込んでくる

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行者小屋まで登りはおよそ2時間15分、下りは1時間半
およそ4km、標高差850mのアプローチ

やっぱりテン泊装備の重たいザックでのアプローチはキツイ
この時はもうしばらく山はいいや
オートキャンプがしたいー
なんて気持ちだったけどこの記事書いてる今は
次はどこの山に行こうか?
なんて考えている学習能力のない自分(笑)



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赤岳登頂
天気も良くて気持ちいい山歩きだったー

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いい天気!

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