2020年08月
設営完了
甲斐駒ヶ岳登頂
7月20日
天気はまずまずだが午後には雨予報
山頂付近はガスで見えないけど
とりあえず朝6時
テント場を出発
昨日の疲れも充分な睡眠でリカバリーできて
ザックも軽いから楽ちんな楽しい山登り
いくつかの梯子もあるけど危険度はそれほどでもなく
登り始めてすぐに最初の剣と黒戸山
七丈小屋も手前に見えた
ハイマツ帯に入るとまもなく…
八合目ご来迎場
荷物が軽いからサクサク登れて
テント場からここまで35分
軽いってサイコー
鳥居の跡
ここからのご来光もいいね
上はまだガスガス
ルートガイドでよく見る階段
その先のこの右からのトラバースのほうが要注意
滑って落ちたら…
その後
鎖を使って上腕筋を使うところがあるけど
アスレチック気分で楽しいところ
大きな奇石も
そして2本の剣の下
不動明王を表す2本の鉄剣
よくこんな岩の上に建てたなー
二本の剣
https://www.youtube.com/watch?v=OFPaHR-PPq4
ここまでくればあと少し
画像ではなだらかに見えるけど
結構な急登
そしていよいよ
駒ケ岳神社山頂本社に到着
その横には仏像も
昔の人はこれだけの石碑をよく担ぎ上げたな
頂上にはこの白砂と花崗岩の背を渡り
北沢峠からの分岐と合流
ここはまるで日向山の頂上そっくりの花崗岩の白砂だった
その先に
わらじのかかった祠に到着
そして・・・
ついに甲斐駒ヶ岳登頂!!!
テント場からおよそ1時間40分
(やっぱり荷が軽いって全然違う)
昨日からの累積8時間10分
駐車場から標高差約2200m!(protreckの標高は5mの誤差?)
しかし
晴れていれば360℃のパノラマだろうけどガスで何も見えない山頂
でも達成感は十分!
冷たい風が強く眺望もないので
山頂を一回りしたら下山
少し下ると陽も差してきたので
ちょっと記念撮影
8合目まで戻ってきて振り返る
途中の苔むした祠
どれくらい前からあるのだろう
9時ちょうど
テント場に帰還
軽くエネルギー補給した後
撤収完了
見晴らしもいいプライベート感たっぷりのいいテント場だった
第一テント場はもう誰もいない
帰り際に七丈小屋で管理人の花谷さん(ピオレドール賞を受賞された登山家)
と少し話ができた
今年はコロナの影響で色々とご苦労されているそう
しかしイケメンでしたね
山ガールに大人気なのがわかります
ってことで
10時20分下山開始
そして
午後から雨予報なので降る前にここは通過しておきたかったところ
核心部
下山道なのに登り返しの五合目小屋跡からの100m↑
その後黒戸山を巻く幸せな道(ほぼ平坦)(笑)
赤いテープや道標が高い位置にあるのは冬季用なんだね
刃渡りも無事通過して
ようやく馬止め観音
ここでちょっと一休み
さすがに下りも2時間以上だと足がしんどい
でもここからさらに2時間以上!?
だらだらと長い下り坂へ
デカいキノコ!!
このあたりからポツリポツリと雨が降ってきたけど
広葉樹の樹林帯の下ではそれほど濡れずに済んだ
しかし最後の笹の平からの下りで膝が悲鳴をあげ始め
痛くて時おり休みながらの下山
この区間は登りもつらかったけど
下りもきっつー
なんて立ち止まっていた
その時・・・
カモシカと遭遇
https://www.youtube.com/watch?v=UAZiHMLUK_o
はじめクマかと思ってドキッとしたけど
相手は自分になかなか気づかず
この後しばらくにらめっこ
以前に八ヶ岳で出会ったヤツは丸々としていたが
こいつはスマートだった
テント場でもこの下り途中でも
鹿とは何度も遭遇したけれど
まさかこの標高1000mくらいでカモシカと会うとは
そんなこんなで
小屋からちょうど4時間かかって尾白川
竹宇駒ケ岳神社で
無事下山できたことを感謝してお礼参り
その後の駐車場までの軽い登りがすっげー長く感じた
疲労感MAX!!(笑)
準備不足の自分にはキツイとわかっていながらも
あえて挑んだ今回の黒戸尾根ルート
やっぱり中間地点の馬止め観音までが登りも下りも辛く長かった
五合目から上部の岩場だけならアスレチック風で楽しかったけどね
梅雨の真っ只中だった割には天気もまずまずで
楽しい山登りができた
山頂での眺望が見れずに残念だったけど
それは次回のお楽しみってことで
でも次回は北沢峠ルートだな(笑)
天気はまずまずだが午後には雨予報
山頂付近はガスで見えないけど
とりあえず朝6時
テント場を出発
昨日の疲れも充分な睡眠でリカバリーできて
ザックも軽いから楽ちんな楽しい山登り
いくつかの梯子もあるけど危険度はそれほどでもなく
登り始めてすぐに最初の剣と黒戸山
七丈小屋も手前に見えた
ハイマツ帯に入るとまもなく…
八合目ご来迎場
荷物が軽いからサクサク登れて
テント場からここまで35分
軽いってサイコー
鳥居の跡
ここからのご来光もいいね
上はまだガスガス
ルートガイドでよく見る階段
その先のこの右からのトラバースのほうが要注意
滑って落ちたら…
その後
鎖を使って上腕筋を使うところがあるけど
アスレチック気分で楽しいところ
大きな奇石も
そして2本の剣の下
不動明王を表す2本の鉄剣
よくこんな岩の上に建てたなー
二本の剣
https://www.youtube.com/watch?v=OFPaHR-PPq4
ここまでくればあと少し
画像ではなだらかに見えるけど
結構な急登
そしていよいよ
駒ケ岳神社山頂本社に到着
その横には仏像も
昔の人はこれだけの石碑をよく担ぎ上げたな
頂上にはこの白砂と花崗岩の背を渡り
北沢峠からの分岐と合流
ここはまるで日向山の頂上そっくりの花崗岩の白砂だった
その先に
わらじのかかった祠に到着
そして・・・
ついに甲斐駒ヶ岳登頂!!!
テント場からおよそ1時間40分
(やっぱり荷が軽いって全然違う)
昨日からの累積8時間10分
駐車場から標高差約2200m!(protreckの標高は5mの誤差?)
しかし
晴れていれば360℃のパノラマだろうけどガスで何も見えない山頂
でも達成感は十分!
冷たい風が強く眺望もないので
山頂を一回りしたら下山
少し下ると陽も差してきたので
ちょっと記念撮影
8合目まで戻ってきて振り返る
途中の苔むした祠
どれくらい前からあるのだろう
9時ちょうど
テント場に帰還
軽くエネルギー補給した後
撤収完了
見晴らしもいいプライベート感たっぷりのいいテント場だった
第一テント場はもう誰もいない
帰り際に七丈小屋で管理人の花谷さん(ピオレドール賞を受賞された登山家)
と少し話ができた
今年はコロナの影響で色々とご苦労されているそう
しかしイケメンでしたね
山ガールに大人気なのがわかります
ってことで
10時20分下山開始
そして
午後から雨予報なので降る前にここは通過しておきたかったところ
核心部
下山道なのに登り返しの五合目小屋跡からの100m↑
その後黒戸山を巻く幸せな道(ほぼ平坦)(笑)
赤いテープや道標が高い位置にあるのは冬季用なんだね
刃渡りも無事通過して
ようやく馬止め観音
ここでちょっと一休み
さすがに下りも2時間以上だと足がしんどい
でもここからさらに2時間以上!?
だらだらと長い下り坂へ
デカいキノコ!!
このあたりからポツリポツリと雨が降ってきたけど
広葉樹の樹林帯の下ではそれほど濡れずに済んだ
しかし最後の笹の平からの下りで膝が悲鳴をあげ始め
痛くて時おり休みながらの下山
この区間は登りもつらかったけど
下りもきっつー
なんて立ち止まっていた
その時・・・
カモシカと遭遇
https://www.youtube.com/watch?v=UAZiHMLUK_o
はじめクマかと思ってドキッとしたけど
相手は自分になかなか気づかず
この後しばらくにらめっこ
以前に八ヶ岳で出会ったヤツは丸々としていたが
こいつはスマートだった
テント場でもこの下り途中でも
鹿とは何度も遭遇したけれど
まさかこの標高1000mくらいでカモシカと会うとは
そんなこんなで
小屋からちょうど4時間かかって尾白川
竹宇駒ケ岳神社で
無事下山できたことを感謝してお礼参り
その後の駐車場までの軽い登りがすっげー長く感じた
疲労感MAX!!(笑)
準備不足の自分にはキツイとわかっていながらも
あえて挑んだ今回の黒戸尾根ルート
やっぱり中間地点の馬止め観音までが登りも下りも辛く長かった
五合目から上部の岩場だけならアスレチック風で楽しかったけどね
梅雨の真っ只中だった割には天気もまずまずで
楽しい山登りができた
山頂での眺望が見れずに残念だったけど
それは次回のお楽しみってことで
でも次回は北沢峠ルートだな(笑)
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋
尾白川渓谷キャンプ場の駐車場から
6時間半かかって登ってきた
甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根にある七丈小屋
標高2370m
登山道沿いにひっそりと建つ小さな小屋
テント泊もここで受付
今年は感染予防で小屋泊もテント泊も完全予約制
小屋のスタッフさんも手袋にマスク着用で感染予防対策がなされていた
大武川の源流かな?
水はさすがに美味しかった!
トイレはそのまま行った左手に
その先に第二小屋
テント場はその右の梯子を上りさらに登山道を登る
第一テント場
ここまで小屋から5分!
初めはここにしようかと思っていたけど・・・
その上から
(ソーシャルディスタンス?)
ならばと
さらに登って誰もいない第二テント場
ここまで小屋から7分!(装備満載のザック背負って)
登山道すぐ脇だけどちょうどいいスペースがあったので
本日のキャンプ地はここに決定!
カミナドーム設営完了
こうなれば後は飲むのみ!
今日登ってきた黒戸尾根に乾杯!
それにしても今日は歩いたなー
山頂方面はガスガスだったけど時おり見えた
眼下には雁ヶ原(山の白い部分)の日向山と北杜市
南西には鳳凰三山と北岳
その左奥にうっすらと富士山
天気も良くなって最高に気持ちのいいテント場
山上でのんびりと最高の時間を過ごすことができた
八ヶ岳は雲隠れ
陽も落ちると気温も一気に急降下
少し肌寒いくらいで特に風もなく静かな夜
明日に備えて早めに就寝
夜中12時ごろ目が覚めて空を見上げたが
ところどころうっすらとガスが流れていて残念ながら満天の星空とはならなかったけど
それでもきれいな星が見えた
朝4時半
山の朝
https://youtu.be/d0tN1g-EjV4
朝の鳳凰三山と北岳
その左奥に富士山
4時45分
ご来光
この第二テント場からでもよく見えた
風が強くなかったからよかったけど
見晴らしもいいとても気持ちのいいテント場
でも小屋からここまではおよそ7分の山登り
水汲みもトイレもそのたびに往復
山だから仕方ないけどちょっと距離も高低差もある
では山頂に向けて出発!
6時間半かかって登ってきた
甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根にある七丈小屋
標高2370m
登山道沿いにひっそりと建つ小さな小屋
テント泊もここで受付
今年は感染予防で小屋泊もテント泊も完全予約制
小屋のスタッフさんも手袋にマスク着用で感染予防対策がなされていた
大武川の源流かな?
水はさすがに美味しかった!
トイレはそのまま行った左手に
その先に第二小屋
テント場はその右の梯子を上りさらに登山道を登る
第一テント場
ここまで小屋から5分!
初めはここにしようかと思っていたけど・・・
その上から
(ソーシャルディスタンス?)
ならばと
さらに登って誰もいない第二テント場
ここまで小屋から7分!(装備満載のザック背負って)
登山道すぐ脇だけどちょうどいいスペースがあったので
本日のキャンプ地はここに決定!
カミナドーム設営完了
こうなれば後は飲むのみ!
今日登ってきた黒戸尾根に乾杯!
それにしても今日は歩いたなー
山頂方面はガスガスだったけど時おり見えた
眼下には雁ヶ原(山の白い部分)の日向山と北杜市
南西には鳳凰三山と北岳
その左奥にうっすらと富士山
天気も良くなって最高に気持ちのいいテント場
山上でのんびりと最高の時間を過ごすことができた
八ヶ岳は雲隠れ
陽も落ちると気温も一気に急降下
少し肌寒いくらいで特に風もなく静かな夜
明日に備えて早めに就寝
夜中12時ごろ目が覚めて空を見上げたが
ところどころうっすらとガスが流れていて残念ながら満天の星空とはならなかったけど
それでもきれいな星が見えた
朝4時半
山の朝
https://youtu.be/d0tN1g-EjV4
朝の鳳凰三山と北岳
その左奥に富士山
4時45分
ご来光
この第二テント場からでもよく見えた
風が強くなかったからよかったけど
見晴らしもいいとても気持ちのいいテント場
でも小屋からここまではおよそ7分の山登り
水汲みもトイレもそのたびに往復
山だから仕方ないけどちょっと距離も高低差もある
では山頂に向けて出発!
甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根ルートで七丈小屋へ
7月19~20日で甲斐駒ヶ岳に登った
山登りを始めるきっかけとなった中村氏と尾白川渓谷を歩いた時も
その後初めて山歩きらしい日向山に登った時も
この先にはすっげー登山道があるんだなと
自分には未知の領域だと思っていた山
山梨側から見た山容はなだらかに見える南アルプスの中において
ひと際目立つ独立峰のような荒々しい姿に最近すっごく気になっていた山
登山ルートはあえての日本三大急登のひとつ
竹宇駒ケ岳神社からの黒戸尾根ルート
山頂まで標高差2200m 距離にして片道約12㎞
もはやそれがテレワークでなまった身体にどれだけきついことなのか疑う余地もなく
コロナ禍プラスいつまで経っても明けなさそうな梅雨でストレスMaxな思考が暴走し
無謀な登山となった。。。
そんなこんなで
未だ梅雨もあけない7月19日
早朝のベルガ通りからの甲斐駒
雲が出ていてわずかに山頂が見えず
でも何とか雨は降らなそう
朝の5時半に尾白渓谷駐車場に着くも 駐車場はほぼ満車
登山届を出して
朝6時 いざ出発
誰もいないキャンプ場の脇を抜け
竹宇駒ケ岳神社で安全登山のお参りをして
その脇の吊り橋から
雨上がりでもきれいな尾白川
ここまでは懐かしい景色
そう尾白渓谷でキャンプしたのはもう7年も前
でも今日はテント泊装備の重たいザックを背負っての登山
しばらく登ると渓谷道と登山道の分岐
さていよいよ未知の道へ
ジグザグの急登を登った後 なだらかな場所でようやく撮影
登り始めて30分過ぎ
汗が噴き出てくる時間
樹林帯のなかで湿気がすごい
展望もなくほんとにきつい急登
しかもだらだら長く いつまでたっても目標の笹の平に着かず
笹が出てきたけど・・・まだ?
ようやく2時間で横手登山口との分岐点 笹の平に到着
あと7時間の標識にちょっとなえる
ずーっと変わらない景色で展望もなく けっこうな登り
ところどころに倒木も
昨年の台風19号の爪痕か
登り始めて2時間半
およそ2合目・・・まだ?
少し広くなった馬止め観音に到着
ここが距離的には七丈小屋までの中間地点らしい?
でもそこにあったこのピッケルが気になったんだけど・・・
さらに八丁坂(この名がつくところはどこもキツイ(笑))
それを登っている途中でバテてドーナッツ休憩
ここまで眺望もない樹林帯を登ってきて3時間半
マジで引き返そうかと思ってた時
あ~このまま下山して尾白渓谷キャンプ場でビール飲んでまったりしたら
どんなに気持ちいいんだろうなーーーって
ほんとにそんな誘惑が頭を何度もかすめたけど
どうする?
っとそこに初の下山者とすれ違い
あと30分も登ると刃渡りだよ
との言葉にもうちょっと頑張ってみるかー
と一念復帰して歩き出す
登り始めて4時間経過
こんなに長く尾根を登ったのは蝶ヶ岳に登る長壁尾根以来
ようやく霧ケ峰を通過
そして山頂まで半分の6㎞地点
摩利支天観音様~
もう神にお願いするくらい疲れてたところ・・・
笹道から苔むした岩道に変わり
ほどなく
やっと刃渡りに到着
ここまでがほんっっとに長かった~~
ルートガイドや他の登山ブログではサラッと流してある区間だけど
標準タイムでも4時間半!
自分も同じく4時間半!
4時間半登りっぱなし!!!
それをサラッと済ませられなかったこの区間!
ほんとーにつらかったーー
刃渡り(ナイフリッジ)は常設の鎖もあるからそれほど難易度はないけど
もし滑り落ちたらアウトのところ
ここからはそんな場所が多発
気を引き締めて通過
しばらく行くと梯子の連発
今でこそこれほど整備された道だけど
昔の人はどうやって登ったんだろう?
しかも重たい石像を背負って?
登り始めて5時間!
ようやく刀利天狗に到着
予定よりちょっと時間がかかった
標高2000mを超えたあたり
やっぱり重たいテント泊ザックがネックか?
ここでも手を合わせて無事の登山を祈願
ここからは黒戸山を右から巻くゆるやかなルートなので幸せな道(笑)
この苔た倒木の先に・・・
道の右側
木の切り株に昔の道標
5合目小屋まであと15分
しか~し
ここまでせっかく登ったのに
屏風岩までおよそ標高差100mの下り
(この後その分登り返すのかと思いながら下るつらい心情)
そして登り始めてから6時間かかって5合目小屋跡地に到着
この五丈岩にはかつての小屋の管理人、古谷義成氏のレリーフが
それにしても自然の岩に人力で掘ったのはすごいね
急登から解放されて
ここで小休止した後
さらに少し下ると
屏風岩
その昔、ここにも小屋があったとか
右側の梯子は去年の台風で流された爪痕
その流出を逃れた観音様たち
新しく増設された梯子、というより階段
登山道を整備される方々の熱意と誠意に感謝
ここは長い梯子だった
その後も続く梯子ラッシュ
でも登り始めの急登よりずっと楽しい区間
そんな中に石碑の数々
どこまでも続く岩と梯子
そして道端にはいくつもの石碑
ほんとにここは信仰の山道なんだな
渓谷を渡る吊り橋
高度感はあるけど問題なし
山登りを始めるきっかけとなった中村氏と尾白川渓谷を歩いた時も
その後初めて山歩きらしい日向山に登った時も
この先にはすっげー登山道があるんだなと
自分には未知の領域だと思っていた山
山梨側から見た山容はなだらかに見える南アルプスの中において
ひと際目立つ独立峰のような荒々しい姿に最近すっごく気になっていた山
登山ルートはあえての日本三大急登のひとつ
竹宇駒ケ岳神社からの黒戸尾根ルート
山頂まで標高差2200m 距離にして片道約12㎞
もはやそれがテレワークでなまった身体にどれだけきついことなのか疑う余地もなく
コロナ禍プラスいつまで経っても明けなさそうな梅雨でストレスMaxな思考が暴走し
無謀な登山となった。。。
そんなこんなで
未だ梅雨もあけない7月19日
早朝のベルガ通りからの甲斐駒
雲が出ていてわずかに山頂が見えず
でも何とか雨は降らなそう
朝の5時半に尾白渓谷駐車場に着くも 駐車場はほぼ満車
登山届を出して
朝6時 いざ出発
誰もいないキャンプ場の脇を抜け
竹宇駒ケ岳神社で安全登山のお参りをして
その脇の吊り橋から
雨上がりでもきれいな尾白川
ここまでは懐かしい景色
そう尾白渓谷でキャンプしたのはもう7年も前
でも今日はテント泊装備の重たいザックを背負っての登山
しばらく登ると渓谷道と登山道の分岐
さていよいよ未知の道へ
ジグザグの急登を登った後 なだらかな場所でようやく撮影
登り始めて30分過ぎ
汗が噴き出てくる時間
樹林帯のなかで湿気がすごい
展望もなくほんとにきつい急登
しかもだらだら長く いつまでたっても目標の笹の平に着かず
笹が出てきたけど・・・まだ?
ようやく2時間で横手登山口との分岐点 笹の平に到着
あと7時間の標識にちょっとなえる
ずーっと変わらない景色で展望もなく けっこうな登り
ところどころに倒木も
昨年の台風19号の爪痕か
登り始めて2時間半
およそ2合目・・・まだ?
少し広くなった馬止め観音に到着
ここが距離的には七丈小屋までの中間地点らしい?
でもそこにあったこのピッケルが気になったんだけど・・・
さらに八丁坂(この名がつくところはどこもキツイ(笑))
それを登っている途中でバテてドーナッツ休憩
ここまで眺望もない樹林帯を登ってきて3時間半
マジで引き返そうかと思ってた時
あ~このまま下山して尾白渓谷キャンプ場でビール飲んでまったりしたら
どんなに気持ちいいんだろうなーーーって
ほんとにそんな誘惑が頭を何度もかすめたけど
どうする?
っとそこに初の下山者とすれ違い
あと30分も登ると刃渡りだよ
との言葉にもうちょっと頑張ってみるかー
と一念復帰して歩き出す
登り始めて4時間経過
こんなに長く尾根を登ったのは蝶ヶ岳に登る長壁尾根以来
ようやく霧ケ峰を通過
そして山頂まで半分の6㎞地点
摩利支天観音様~
もう神にお願いするくらい疲れてたところ・・・
笹道から苔むした岩道に変わり
ほどなく
やっと刃渡りに到着
ここまでがほんっっとに長かった~~
ルートガイドや他の登山ブログではサラッと流してある区間だけど
標準タイムでも4時間半!
自分も同じく4時間半!
4時間半登りっぱなし!!!
それをサラッと済ませられなかったこの区間!
ほんとーにつらかったーー
刃渡り(ナイフリッジ)は常設の鎖もあるからそれほど難易度はないけど
もし滑り落ちたらアウトのところ
ここからはそんな場所が多発
気を引き締めて通過
しばらく行くと梯子の連発
今でこそこれほど整備された道だけど
昔の人はどうやって登ったんだろう?
しかも重たい石像を背負って?
登り始めて5時間!
ようやく刀利天狗に到着
予定よりちょっと時間がかかった
標高2000mを超えたあたり
やっぱり重たいテント泊ザックがネックか?
ここでも手を合わせて無事の登山を祈願
ここからは黒戸山を右から巻くゆるやかなルートなので幸せな道(笑)
この苔た倒木の先に・・・
道の右側
木の切り株に昔の道標
5合目小屋まであと15分
しか~し
ここまでせっかく登ったのに
屏風岩までおよそ標高差100mの下り
(この後その分登り返すのかと思いながら下るつらい心情)
そして登り始めてから6時間かかって5合目小屋跡地に到着
この五丈岩にはかつての小屋の管理人、古谷義成氏のレリーフが
それにしても自然の岩に人力で掘ったのはすごいね
急登から解放されて
ここで小休止した後
さらに少し下ると
屏風岩
その昔、ここにも小屋があったとか
右側の梯子は去年の台風で流された爪痕
その流出を逃れた観音様たち
新しく増設された梯子、というより階段
登山道を整備される方々の熱意と誠意に感謝
ここは長い梯子だった
その後も続く梯子ラッシュ
でも登り始めの急登よりずっと楽しい区間
そんな中に石碑の数々
どこまでも続く岩と梯子
そして道端にはいくつもの石碑
ほんとにここは信仰の山道なんだな
渓谷を渡る吊り橋
高度感はあるけど問題なし
威力不動
ほんとに多くの石碑群
と
ここで初めて剣の槍
そしてこの先の梯子が最大の難所
ほぼ直角の梯子を上から
三点支持で登れば問題ないけど滑って落ちたらそのまま谷底
自分もちょっとビビりながらゆっくり慎重に登った
さらに梯子は続き
ついには鎖のみの垂直登り
脚力だけでなく腕力も必要
登った後、上から撮影
結構な岩登り
初めのだらだらした登りよりも後半はアスレチック的な登りで
楽しかったけど疲れた体にはちょっとしんどくて
上半身筋肉痛
13時半
登り始めておよそ6時間半で七丈小屋に到着
いや~~まじでしんどかったーーーーーーー
山頂まで行けたらと思っていたけど
今日はここまで
テント泊して気圧に体慣らして体力回復させて
明日登ろう
続きを読む
ほんとに多くの石碑群
と
ここで初めて剣の槍
そしてこの先の梯子が最大の難所
ほぼ直角の梯子を上から
三点支持で登れば問題ないけど滑って落ちたらそのまま谷底
自分もちょっとビビりながらゆっくり慎重に登った
さらに梯子は続き
ついには鎖のみの垂直登り
脚力だけでなく腕力も必要
登った後、上から撮影
結構な岩登り
初めのだらだらした登りよりも後半はアスレチック的な登りで
楽しかったけど疲れた体にはちょっとしんどくて
上半身筋肉痛
13時半
登り始めておよそ6時間半で七丈小屋に到着
いや~~まじでしんどかったーーーーーーー
山頂まで行けたらと思っていたけど
今日はここまで
テント泊して気圧に体慣らして体力回復させて
明日登ろう