今からもう30年くらい前の大学生の頃
懐かしいオーナーも見た目変わらず
当時は60年代のアメリカが大好きで
古い雑貨や、コカ・コーラグッズをコレクションして
音楽もポールアンカやプレスリー
レッツツイストアゲインや
ロックアラウンドザクロック
カスケーズの哀しき雨音なんて大好き!
いわゆるオールディーズばかり聞いていた当時
大好きな映画は”アメリカングラフィティ”
古いシボレーやコルベットに憧れていた1989年、昭和最後の年
そんなアメリカンオールディーズが大好きだった当時
彼女とよく通った店が
新松戸のレストランST
前を通りかかったことはあったが
再訪するのはたぶん20数年ぶり
よく通った当時はまだこの鉄骨のガレージもなく
白い2×4の店の前に
赤いポルシェ356と古いブルーバードSSが置かれていたっけ
懐かしいドアを開けると
30年前と変わらない店内
ビートルズが流れ
マリリンモンローやアンティークコーラのディスプレイに囲まれてまさにここはアメリカンオールディーズの世界
古い壁時計も当時のまま
メニューも当時とあまり変わらず
懐かしいアメリカンディナーセットや幸福物語!!
当時あまりお金に余裕がない学生時
彼女と割り勘で食べたメニュー(笑)
今日は懐かしさもこめて
ステーキとハンバーグ
当時はまだ料理人になろうとは思っていなかった頃
ここの自家製ドレッシングとステーキソースが美味しくて好きだった
今も変わらぬ味に感動!
やっぱり美味しい!!
デザートにはミニパフェといいながらたっぷりのボリュームのパフェ!
懐かしい写真も
そういえばこの席で当時プロポーズしたような…
当時の彼女
今のカミさん(笑)
そんな青春が詰まった大好きな店
でももう御年66歳
体力的に厳しいから夜の営業時間も以前より短縮して営業中だとか
それにしても1982年11月開業から35年あまり
お一人で切り盛りされてきた敬意に脱帽
今の自分の原点がここにあるような気がした
グレゴリーペックが所有していたという赤い356も現役
”アメリカの田舎の家”というセカンドネーム
オーナーの個性が満載のアメリカン60’レストラン
最近検索したサイトのレビューを見ると
料理のサービスや細かいところを指摘する口コミも見受けられるけど
店内に入ればわかる
ゆったりとした時間が流れる居心地のいい空間
まさにここはアメリカン60’s
料理の提供時間など細かいことは気にしない気にしない
STワールド
ここはまさにそういうところ
気さくなオーナーに話を聞くと
最近は当時を懐かしく思って再訪してくれるお客さんも多くて
とのこと
私達もまさにその類
いつまでも私達の青春時代のままの店であってほしい
そう願いたい
気分だけは20代のあの頃に戻った
いいランチタイムだった